銅の合金 砲金 Bronze(Alloy-of-Copper-and-Tin)
砲金(ほうきん)は銅と錫(すず)、鉛などの合金。
英語ではブロンズ(Bronze)。
青銅(せいどう)とも呼ばれる。
10円硬貨は青銅製。
水道メーターやバルブなどがある。
色は真鍮に比べて赤みを帯びる。
銅の割合により色が大きく変わるので、色のみで判断するのは困難。
スクラップとして出る砲金の大半は10円硬貨ほど色は濃くない。
錫の割合が増すと黄金色、銀白色となる。
水道メーターにはビスマス砲金やエコブラスと呼ばれる新合金が使用されるようになった。
ビスマス砲金は鉛を含まず(鉛レス)、ビスマスを添加した合金。
エコブラスはブラス(砲金)と称するが、銅の割合が少なく、砲金よりも真鍮に近い(買取価格が低い)ので注意。
微量のリンを加えたリン青銅は、電気端子によく使用される。