銅の特長とスクラップ Good-Point-of-Copper-and-Scrap
銅は導電性(電気を伝えやすい)と導熱性(熱を伝えやすい)に優れている。
導電性に優れることから、電線や信号線に使用されている。
導熱性に優れることから、ラジエーターに使用されている(銅パイプ+アルミフィン)。
電線や信号線には、電気抵抗を少なくするため、純度の高い銅(電気銅、99.99%以上)が使用される。
一方、銅パイプの銅は、そこまでの純度は必要ない。
従って、電線から取り出された銅線は純度が高いため、高値が付く(ピカ線など)。
但し、細い銅線は炉で蒸発するため、家電線から取り出した銅線の評価は、電線でありながら低い。