インターネット検索での銅スクラップ買取業者の探し方と注意点 How-to-Find-Dealer-of-Copper-Scrap-on-Internet

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非鉄金属業界といっても、非鉄「製品」を扱う業者との混同に注意すること。
非鉄金属材料(板、板、箔)を扱う業者や、非鉄金属加工業者(つまり、スクラップ業者ではない)と混同する場合がある。

特にインターネット検索で「非鉄 価格」「真鍮 価格」などとすると、上記のようなスクラップ屋ではない業者が、検索結果に表示されてしまう。
業者のサイトをよく見れば「屑屋ではないな」と分かるのだが、探す手間を省くためにも、「銅スクラップ」や「銅屑」として検索するのが賢明。
単に「リサイクル業者」と検索すると、多くの場合、街のリサイクルショップ(中古家電や古本、古着など)が検索結果に表示されてしまう。
「真鍮 リサイクル業者」などとすること。

また、産廃業者(産業廃棄物処理業者)が検索結果に出ることもある。
スクラップを買い取る産廃業者もあるのだが、異なることも多いので注意が必要だ。
確実なのは、「銅 買取」「真鍮 買取」などとして検索すること。
なお、金属スクラップに目を付けた「街のリサイクルショップ」も、ごく一部だが存在する。

いずれにしても、金属リサイクル業者のホームページをよく読み、持ち込める場所(所在地)にあるか、営業日、営業時間を調べ、買取価格を確認すること。
買取価格をホームページに掲載している業者も増えたが、更新されていないところも散見される。
他社のサイトを見て買取価格表を掲載したものの、更新が面倒でヤメたのだろうね。
その前に、そもそもそのサイト、見られてますか?

電話で今後(未来)の買取価格を訊く場合、あまり先の買取価格を訊かないこと。
金属は相場により買取価格が変動するので、あまりに先の値は答えられない。
急騰するかもしれないし、暴落するかもしれない。

従って、買取価格を聞く場合は、いつ持ち込むのか(今日なのか明日なのか週明けなのか)を明確に告げること。
物量が多い場合は買取価格を上げてくれる業者もあるので、大量に持ち込む場合、ダメもとではあるが相談してみる価値はある。

但し、銅100kg程度では、個人で見ると大量かもしれないが、業者からみると極めて少量。
価格交渉するなら、銅の場合だと、最低でも5トン程度は要るかと。

ありもしない買取価格を以って「○○金属が●●円で買っているから~」というアヤしい交渉はヤメること。
これを「三味線を弾く」という。
売る側は一発勝負でその後ナシ!なんで問題ないだろうが、屑屋にとっては大変迷惑。
常に三味線を弾いてる客もいるけど。
なら、その○○金属とヤラに持っていったらいいのでは?
ドーゾドーゾ!!

稀に金属相場からは考えられない高値を提示する業者があるが、ワケありの限定プライスだろうから、狙って出るものではない。
遭遇したら、ラッキーということで。
まぁ、10トン以上はいるだろうけど。

関連:銅スクラップ屋のホームページ