[要警戒] ヒアリと屑屋(スクラップ屋) [コンテナ経由]
2017年5月以降、連続で発見され、今話題のヒアリ(火蟻)。
尻に毒針を持ち、刺されると難儀なことになるヤツね。
比較的歴史が浅く、小規模から中規模へ成長した程度の屑屋の中には、コンテナに屑を積むこともあるかな?
既に通達が行っていると思うが、コンテナにヒアリが付いていることがあるよ!
ドン!ドン!コンテナが入ってくる中、デカいコンテナに付いてるコマいアリなど目視で発見できない。
港で落ち、付近に広がるだけでなく、コンテナで運ばれ、その先で広がる。
屑屋に運ばれれば、もう終了。
屑ヤードの中に落ちれば、もう発見は困難だ。
女王アリでなければ繁殖はしないが、単体でも攻撃力はある。
屑入荷、検品、仕分け、出荷の際に、ヒアリに攻撃されるのか?
ヒアリは人間だけでなく家畜などの他の生物や、植物なども襲う。
非生物も破壊し、道に穴が開く、陥没するなどの被害発生。
熱や磁気に寄ってくる性質があり、信号などのインフラ設備・電気設備に侵入、漏電による火災や故障を引き起こす。
水攻撃は水面に浮くので無効。
<日本でのヒアリ>
全て2017年
5月:尼崎港(中国広東省広州市を出港→ポートアイランドで保管→尼崎港) 女王アリを含む集団
5月:ポートアイランド(神戸市) 上記の一時保管場所
6月:名古屋港・鍋田埠頭コンテナターミナル(愛知県弥富市) 広州市南沙港からの貨物船 7匹
7月:大阪南港 女王アリを含む死骸
7月:大井コンテナ埠頭(東京都品川区) 広東省→香港経由 コンテナ内部
7月:パナソニックエコシステムズの倉庫(愛知県春日井市)
名古屋港飛島埠頭(愛知県海部郡飛島村)に陸揚げされたコンテナ内の電動機器部品に付着していたかと見られる。
部品は広東省にあるパナソニックの工場で生産され、6月下旬に南沙港を出港、香港経由で日本に到着、7月6日にトラックでこの倉庫に運ばれた。
7月14日:本牧埠頭(横浜市) 働きアリ500匹以上、幼虫とさなぎが各200匹以上!地中で繁殖していた可能性が高いが、女王アリは発見されなかった。
上記以外にも、疑わしいアリが複数発見されている。
自分達が生物界の頂点と思い込んでいるゴミどもを打倒せんと着々と侵略を進めているヒアリや、他の細菌類。
白黒ハッキリしない、この灰色の胡散臭い状況に終止符を打つべく、ガチでリアルな戰いが、既に始まっている…
ヨシッ!屑●災でヒアリを一挙セン滅だ!(不謹慎)
関連:ヒアリの特徴・生態・駆除方法・刺されたときの対処方法等 (環境省)