公園の蛇口と水道メーターの盗難(千葉県木更津市)
6つの公園で水道の蛇口などが相次いで盗まれました。
千葉県木更津市によりますと、26日に木更津市八幡台の公園で「メーターなどが盗まれている」と住民から連絡がありました。
職員が確認したところ、周辺の6つの公園で水道メーター4つと蛇口10個が盗まれていたことが分かりました。
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「去年3月にも同様の被害があり、警察は、何者かが転売目的で盗んだ可能性もあるとみて調べている」とのことだが、「転売」と書くと、市中の人は製品としての再利用(=中古品としての利用)と思ってしまうだろう。
そうではなく、金属屑としての売却だ。
車止め(ステンレス製)や橋の銘板、銅像が盗まれるのも同じ「金属目的」だ。
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怠惰偶像の銅像なら、自宅に置きたいというマニアックな目的もあるだろうが…
公園付近の防犯カメラに映像があれば特定できるだろうが、周辺の屑屋に対する調査では、なかなか難しいだろう。
水道の蛇口には個体番号ナシ、メーターには番号があるが、買い取る屑屋はそんなもの調べないからね。
蛇口やメーターの類は家屋解体や入れ替え(メーターには期限がある)でいくらでも出てくるので、決して珍しいものではない。
ただ、年末で出荷がもうないだろうから、運が良ければ盗難品がヤード内に残っている可能性がある。
小さい屑屋に持ち込まれたのなら、探し出すことは可能かもしれないが、特徴がないと判別できないし、そもそもそこまで調べるかどうか。
いってはなんだが、探し出すのに協力したところで、屑屋にメリットはない。
それにこの年末、片付けによる屑増加に伴う持ち込み増加で、それどころではないハズだ。
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