朝日アルミ産業(岡山県総社市)で溶解炉が爆発
2018年7月6日23時35分ごろ、岡山県総社市下原の朝日アルミ産業で、アルミニウムの溶解炉が爆発した。
朝日アルミ産業
岡山県総社市下原1430番地1
周辺の住宅や車庫計3棟が全焼。
爆風で住宅の窓ガラスが割れ、十数人が腕や指を切るなどした。
工場は高梁川(たかはしがわ)沿いにあるが、増水したため、同日22時ごろに炉の運転を停止し、従業員は退避していた。
浸水による漏電や落雷の可能性があるという。
再爆発の恐れがあり、住民は近くの施設に避難した。
工場のある岡山県総社市下原の集落では、ガラス窓が吹き飛ぶなど、相当数の被害が出ている。
朝日アルミ産業の親は、大阪のアサヒセイレン株式会社。
アサヒセイレン株式会社
大阪府八尾市太田9丁目37番地
アサヒセイレンは速やかに、代表取締役の名で以下のコメントを発表している。
朝日アルミ産業株式会社の爆発事故について
この度、弊社関連会社の朝日アルミ産業株式会社において大規模な爆発事故が発生し、近隣の住民の皆様をはじめ関係各位の皆様に多大なご迷惑をおかけしております。
誠に申し訳ございません。
被害状況や事故の原因につきましては、現在調査中ですので、詳細が判明し次第改めてお知らせいたします。
弊社本社工場に対策本部を設置いたしましたので、本件についてのご連絡は下記宛お願い申し上げます。
本件の緊急連作先:アサヒセイレン 対策本部
TEL:072-953-2212
関連:朝日アルミ産業株式会社の爆発事故について (アサヒセイレン)
なお、この豪雨で岡山県倉敷市真備町が冠水、まび記念病院に孤立した人員がボートで救出される様子がメディアで報じられたが、
これは上記高梁川の水量が増し、合流する小田川に逆流、小田川が数箇所決壊したものである。
総社市下原と倉敷市真備町は隣接している。