[金属窃盗] 銅像,銘板,オブジェなどが持ち去られる事案 [生活費のためだった]
「生活費のためだった」
群馬、長野、静岡で、銅像や銘板、オブジェなどが持ち去られる事件が発生。
電動カッターを押収。
銅像などは金属買取店に持ち込んだ模様。
銅像を選んだのは、買取単価が高いからだろう。
ステンレスは単価が低く、アルミは加えて重量がなく(軽い)、鉄は安すぎてハナシにならない。
だが、「銅像」と呼ぶが、銅を含むものの、青銅が中心。
さらに実際は銅の含有が少なく、青銅ですらないことも多い。
銅像もコストダウンなんだよ。
「銅像」には、見た目とある程度の耐久性があればいいワケで、銅の含有は二の次。
金属買取店の対応だが、銅像に名前が書いてあるワケではないし、買取りを拒否するのは難しいだろうね。
買う買わないは店の判断(問題のない金属であっても万人から等しく買い取る必要はない)だが、断る明確な理由がないからね。
(上野の)西郷銅像であっても、その体を明確に覚えている人はいないし、西郷の銅像など個人所有含め多々ある。
金属屑屋に窃盗に入る連中もいるので、その筋の者であっても要警戒。
関連:銅スクラップの盗難 Theft-of-Copper-Scrap